家具のサイズ、どう測る? — 幅・奥行・高さの基本と「置ける」を確認する方法
ネットで家具を買うときの最大の不安が「サイズ」です。届いてみたら大きすぎた、ドアを通らなかった—— そんな失敗は、測り方の基本を知っていればほぼ防げます。この記事では商品ページのサイズ表記の読み方から、 部屋側の採寸、動線の目安までを順番に解説します。
W・D・H — サイズ表記の読み方
- W(Width)=幅: 正面から見た横方向の長さ。
- D(Depth)=奥行: 手前から奥への長さ。ソファは「座の奥行(SD)」が別に書かれることもあります。
- H(Height)=高さ: 床から最上部まで。ソファは「座面高(SH)」が座り心地を左右します。
- 単位は cm と mm が混在します。「W1800」は 180cm のこと。桁が大きいときは mm 表記を疑いましょう。
部屋側で測っておく3か所
- 置き場所の幅・奥行・高さ: 窓枠やコンセント、幅木(床際の出っ張り)の位置も一緒にメモ。
- 搬入経路: 玄関ドアの幅と高さ、廊下の幅、曲がり角、エレベーターの間口と奥行。大型家具の搬入失敗のほとんどは経路が原因です。目安として、家具の最小辺(例: ソファの奥行か高さ)が経路の幅より小さければ通せることが多いです。
- ドア・引き出しの可動域: 冷蔵庫や収納家具は、扉を開けた状態の寸法も確認します。
動線の目安 — 「置ける」と「使える」は別
- 人が通る通路: 60cm(すれ違うなら90〜120cm)
- ソファとローテーブルの間: 30〜40cm
- ダイニングの椅子の後ろ: 75cm前後(座った人の後ろを通るなら100cm)
- ベッドの側面(乗り降りする側): 50cm以上
- 収納の前: 引き出しの奥行+30cm
サイズが収まっていても、この余白がないと毎日の暮らしが窮屈になります。「置ける」ではなく「使える」で判断しましょう。
よく使う定番サイズ早見
- ラグ: 1人暮らし 140×200cm / 2〜3人掛けソファ前 200×250cm / 正方形リビング 200×200cm。
- ダイニングテーブル: 1人分は幅60×奥行40cm。2人用 75〜80cm角、4人用 幅120〜150cm。
- ソファ: 2人掛けで幅150〜180cm、3人掛けで幅180〜220cmが中心。座面高40cm前後が立ち座りしやすい標準です。
- テレビボード: テレビの幅より左右10cm以上余裕を。高さは座ったときの目線が画面中心に来る40〜50cmが目安。
原寸を「床に描く」と失敗しない
候補が絞れたら、マスキングテープで家具の外形を床に原寸で貼ってみてください。数百円でできる最強の シミュレーションで、通路の余白まで体感できます。新聞紙や段ボールを置いてみるのも有効です。
サイズ確認をラクにする使い方
InteriorCapsule では、AI の模様替え提案に登場する家具それぞれに実商品のサイズ情報を表示しています (メーカーがサイズを公開していない商品は推定値に「(推定)」と明記しています)。イメージ→サイズ→ 床に原寸、の順で確かめれば、「届いたら大きすぎた」はもう起こりません。